073. Dec_16 part 2
2017年01月19日
 12月17日。みてぃふぉさんの展示を見に行ってきた。あくまで僕の認識としてだが、みてぃふぉさんは女の子やライブの写真を撮っていらっしゃる方で、これも僕の個人的な感想だが、その写真には紗のかかったような儚い感じ――しかしそれは冷たいものではない――があって、常々いいな~と思っていた。音楽活動もされており、是非会ってお話をしてみたいとも思っていたのだった。これまで何回か写真の展示をされていたのだがなかなか行けず、行ける機会をうかがっていたのだ。今回はみてぃふぉさんが以前住んでいた家で行われていた。その元自宅がある最寄り駅に初めて降りた僕は、向かう途中通った商店街を買い物客や飲み客が薄暮の中、店の灯りにじわりと照らされた道を行く光景を、見知らぬ土地でも営まれる人の生活の尊さに感傷的な心持ちになりながら眺め歩いていた。
 辺りは既に日が落ち暗くなっていた。教えられた住所付近に着くと、そこは住宅街で街灯もまばらだった。それらしきアパートがあったのだが確証が持てずうろうろしていると女の子が近付いてきて「展示を見に来たんですか?」と聞いてきた。「はい」と答え、「多分ここですよね…?」と続け真っ暗な部屋のチャイムを押してみるが何の応答もない。所在なげに立っていると、別の女の子が隣のアパートの部屋の前に立っているのを視界の隅にとらえた。閑静な住宅街にその時間帯としては不自然な数と、ある文化圏を認識させる服装の若者が集まってきていることに改めて気付き、不思議な気分になった。その別の女の子が小柄な女性に出迎えられるのを見て、自分が間違った部屋のチャイムを押したことに気付き、そちらへ向かった。
 部屋には既に5、6人の人が来ていた。壁は女の子を写した写真が飾られ、床にはプリントされた青い写真が無造作に敷かれている――ちょうど僕が行った時には部屋の奥に寄っていて、まるで海と砂浜のようであった。写真を眺めていると、不意にマフラーのフリンジにカーラーが巻き付いていることに気付いた。慌てて外したのだが、どうやらずっとこの状態で電車にも乗り街を歩いてきたらしい。こういうことを他人に気付かれて笑い話のタネにでもなれば天然ということになるのだろうが、僕は自分で気付いてそれをなかったことのように振る舞うのでただの間抜けである。初対面だったのでみてぃふぉさんに挨拶をすると、なんとアインシュタインズのCDを買ってくれていたので驚いた。
 展示も素敵だったのだが、何よりもその空間自体が心地の良いものだった――あまり傍目からは楽しそうに見えなかったかもしれないが、内心はとても楽しかった。それはなにより主であるみてぃふぉさんの人柄が大きかったと思う。写真家やバンドマンやあるいはそのファンなど、色々な人たちが集まってサロンのようだった。こういういつでも好きな時に気軽に来れて、自分の作品や相手の作品を見せたり批評したり、世間話が出来る場があれば良いのにと思った。

 12月25日。待ちに待った欅坂46初ワンマン最終公演を見に行ってきた。この日に向けて病気にならぬよう細心の注意を払って生活してきたのだが、無事に万全のコンディションで臨むことが出来た。最近の僕のツイッターは――もともと少ないツイート数にも関わらず――欅坂についてのつぶやきが圧倒的に多く、音楽のことやアインシュタインズの曲・制作についてのつぶやきを少しでも期待されていた方には本当に申し訳なく思っている次第だが、ついにブログまで欅坂になってしまった。
 一緒に行った友人とは使う路線が同じなので電車内で待ち合わせをし、国際展示場駅へ向かった。欅坂のパーカを着た人が僕たちの前にいつのまにか座っているのに気付くと、いやがおうにも気分は高まった。駅に着くと、会場である有明コロシアムへ向けた人の波ができていた。それについていくと、辺りは欅坂ファンで溢れていた。無事に入場を済ませ席の確認をすると、ステージの真横ではあるが、なかなか近く見える席だったのでとりあえず一安心だった。
 欅坂の楽曲のインストが流れている会場内に、メンバーの影ナレで注意事項がアナウンスされると観客は一気に盛り上がった。「僕たちの戦争」のインストが次第にボリュームを上げていくと、いよいよ開始なんだと、緊張とわくわくが一気に比例するように高まっていった。
 2時間半ほどのライブだったが、欅坂・けやき坂の持ち曲を全てフルサイズで披露した。とにかく生で見れて、この空間にいることができて良かったと思った。1曲目「大人は信じてくれない」からダンスの激しい曲でライブは始まり、ソロやユニット曲、ダンスパート、聴きたかった曲もしっかり聴けて大満足であった。またステージがアリーナ席をぐるりと囲む配置となっており、より近い距離でメンバーを見れた(ような気がした)。シングルA面曲を最後の3曲にもってくるセットには思わず唸ったし、待っていました!と言わんばかりに観客の歓声が大きくなったのも鮮烈な印象を与えた。特に「世界には愛しかない」の2番Aメロには思わず目頭が熱くなった……。アンコールで、菅井友香というメンバーがMCをしながら泣いてしまったのには、思わずもらい泣きをしてしまった。初ワンマンライブの最終公演を生で見れた喜びを友人と噛みしめながら、中華料理店で夜更けまで話しこんだのだった――


(アルベルト志村)
072. and FRANNY - 共犯 (feat. しめじ)
2017年01月15日
先月発表いたしました、and FRANNY名義での4曲目「共犯」をSoundCloudにもアップいたしました。
既発のものとは少しミックスを変えています。




(アルベルト志村)
071. 謹賀新年
2017年01月02日
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年もアインシュタインズをどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとりまして素敵な1年となることをお祈りいたします。

さて、マイペースに活動して参りました我々アインシュタインズですが、近々いいお知らせできそうです。
追って報告させて頂きます。お楽しみに。


(アインシュタインズ)

2017
070. お知らせいろいろ
2016年12月28日
あっという間に年の瀬、ですね。
発表はしたものの、こちらで告知できていなかった曲がいくつかありますので、まとめて紹介したいと思います。

その①
アリス・Pさん (https://twitter.com/aris_in_PW) へ曲を提供いたしました。

さよなら三角


きっと・ノーリターン


の2曲です。
アインシュタインズを始めた当初、何曲かデモを作ったのですが、これら2曲は確か「拝啓ニーチェ」とか「タイタニック」と同じ時期に作った、と記憶しています。ただ諸々の事情でデモのまま眠っていたわけですが、何故かずっと頭の片隅にあったわけです。今回アレンジを加えてアリス・Pさんの歌が入り聴かれる形になりましたので、曲たちも本望かと思います。

その②
ミズイロノヒさん (https://twitter.com/mizuirono_hi) の「HIT ME!」という曲をリミックスいたしました。



歌詞中の「恋患い」というフレーズが印象的だったので、恋を患って煩って切なく儚い女の子をイメージしてリミックスしました。オリジナルのPVや、ミズイロノヒさんの他の曲も可愛くポップなので、是非聴いてみて下さい。

その③
and FRANNY名義でGhostlightさん (https://twitter.com/ghostlight_jp) 企画のクリスマスコンピに、3曲目の「共犯」という曲で参加いたしました。



時期は過ぎてしまいましたが、一応クリスマスを意識しつつ、クリスマスじゃない時にも聴ける内容を目指しました。
ボーカルはしめじさん (https://soundcloud.com/shimejiprince) にお願いいたしました。たまたまSoundCloudの音源を聴いて、いつかボーカルをお願いしてみたいと思っていたのですが、本当に素敵な声なのです。

以上、最近の活動色々でしたが、近々アインシュタインズからもお知らせが出来ると思います。

年末年始、耳のお供に少しでもなれば幸いです。


(アルベルト志村)
069. Dec_16 part 1
2016年12月22日
 今月は色々と出向くことや出来事があり、更にはこれからの予定もあるので――まるで今年の印象を終わり良ければすべて良し、と帳尻を合わせるかのように、あるいは一種の躁状態の発露のように――、記録がてら時系列に書いていこうと思う。
 また今月――というか今年までに制作した曲がいくつかあるので、これも後で別記事にまとめてお知らせしたい。

 12月3日。この日のぼくはパソコンを前に、にわかに緊張していた。11月下旬に発表された、欅坂46がクリスマスに行う初ワンマンライブのオフィシャルチケット先行申し込みに見事としか言いようがないほど落選した僕は、12月3日の一般発売のチケットに賭けていたのだった。一縷の望みを託しディスプレイを見つめていたわけである。チケット発売開始時刻の少し前から当該ページにアクセスしてみると、おなじみの”アクセスが集中してページを開けません。時間を置いて再度アクセスしてください”といった白地に文字だけの簡素な画面が続いて、やっぱり厳しいよな、ダメか…、と思った。およそ10分ぐらい更新――F5キーを押し続けると、何と公演詳細のページに進めたのである。しかし無常にも3公演全てチケットは完売していた、かに見えたのだが、ステージサイド席にまだ空席があることを示す○のマークが表示されているので、一気呵成に友人の分も含めチケットの申し込みをしたのである。ここからぼくは神か天か先祖か運か何か分からないが、とにかく超現実的、超常的な人の力はもう及ばない領域へただただ祈るのみとなった。申込み→祈る→チケットを用意できませんでした、の表示→残席の確認→申し込み、を繰り返した。何度目かのトライで、今まで見なかった表示のページが現れ注意深く観察すると、チケット代金の支払い詳細のページへ進むことが出来たのであった。震える指を深呼吸と落ち着けという己への呼びかけで押さえながら申し込みを完了させたぼくは、願いが眼前で成就されるあの得も言われぬ瞬間――しかも、勝ち取った、という充足感を伴って――、これまで極限まで撓められた緊張と不安、先行で落ちた悲しみ、一般もダメだった時の悲観的観測の反動を利用し最大値まで高められた安堵と歓喜の中にいたのである。思わず笑みがこぼれていた。最近デレステのガシャをひいても普通のレアしか出てなかったから、運の貯金――貯運とでもいうべきか――が出来ていたのだ、などと考えていた始末である。(ちなみ今更ながら補足的に説明しておくと、3月に放送された「デビューカウントダウンライブ」をたまたま見て以来、ぼくは欅坂46にどっぷりとはまっている。)

 12月7日。「乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 ~アンダー単独公演~」を見に武道館へ友人と行ってきた(またアイドル、しかも坂道シリーズの話!)。一人だと心細いから一緒に行くのなら、と友人はチケットの申し込みをしたわけだが、何と奇跡的に――これは大袈裟でも比喩でも何でもない思う――チケットが取れたのだ(ちなみにライブは12月6日の選抜単独公演から始まり、選抜とアンダー交互にライブをやった後、新たに加入した3期生がお見立て会というライブを行い、武道館で5日連続公演をした)。乃木坂のチケットの当落は、上に記した欅坂のオフィシャル先行申し込みよりも前に発表されていたため、Xmas Showのチケットが取れた時点でまさか欅坂のライブにも行けるとは思っていなかったのだが…。後に友人に聞いた所、他の日の選抜・アンダー公演のチケットも申し込みをしてみたが、案の定取れなかったとのこと。
 武道館へ向かう地下鉄車内で、ぼくの隣に座った男二人組が「川後が…」と話しているのが聞こえてきたので、彼らも乃木坂のライブを見に行くことが窺い知れ、徐々に気分が高まった。誰かを待っている風な人が散見される九段下駅で友人と落ち合うと、この日の乃木坂のライブに行ける喜び、そして欅坂のチケットが取れた喜びを開口一番話した。武道館の外も中も人で一杯である。それぞれがペンライトを持ち、推しメンのタオルを首に下げている人も多く見られた。
 さてライブだが、端的に言うと超楽しかった。これに尽きる。特に企画として行われた「全員センター」はとても良かった。てっきりこの日で16人全員披露するのかと思ったら、翌々日のアンダー公演2日目と分割だったようで、ぼくが乃木坂で一番好きな絢音ちゃんのセンターを生で見れなかったのが心残りと言えば心残りではあるが…。ライブ中、興味深く感じたのは、曲中や曲の終わりにそれぞれのファンが両手にペンライトを持っているが故に拍手が起きない点である。こういうアイドルのライブは初めてだったので、文化の違いを感じた。拍手をするとかえって浮いてしまうので、したくても出来ないもどかしさ。あっという間の2時間半だったが、ライブの最後、アンダーセンターである寺田蘭世のMCには感動した。
 武道館から帰る際、道端でチラシを配っている女の子がいた。どうやらアイドルをやっている子らしい。後で知ったことだが、彼女が所属するグループで乃木坂3期生に入った子と欅坂の鈴本がかつて活動していたらしい。色々とつながっているのだなと感じた。友人と夕飯を食べつつ乃木坂・欅坂談義に花を咲かせたが、俄然欅坂のライブが楽しみになったのは言うまでもない。

 12月11日。ぐるぐるTOIROというライブ――というかフェスというかイベント?を見にさいたま新都心へ。主な目的はフリースタイルダンジョンに出ているラッパー3人――R-指定(Creepy Nuts)、DOTAMA、サイプレス上野(みな敬称略)だが、他にも少し気になるバンドが出るので友人を誘い行ってきた。去年も見に行きたかったのだが行けず、今年初めてとなる。話はだいぶ前後するが、このライブに友人を誘った時点では、まだ欅坂はワンマンライブを発表していなかったし乃木坂のチケットに関する話もしていなかった――と思う――ので、12月のライブ予定はこれのみだった。電車で向かう途中、車窓からSSA付近に行列ができているのが見え、お、こんなに人来てるの?!と思ったが勘違いであった。改札を出て友人と合流しSSAの前を少し回ってみたところ、夕方から浜田省吾のライブがあるらしいことが分かり、ぼくが見たのは恐らくその物販に並ぶ列だったと思われる。目的のTOIROに着くと、その文化祭感・規模感に内心驚きを感じたのは否めない。開場時間の割とすぐに後に着いたせいか人もぱらぱらとしかいなかった――その様子に興行的に上手くいくのか、余計なお世話だが心配になったりもした。とりあえず出直そうということになり、しばらく周辺施設を見てうろついた後、TOIROに戻った。ライブ自体はかなり盛り上がり、間近で見ることも出来て大変満足であった。DOTAMAのライブ後、物販にFragmentのお二人の姿が見えたので、術の穴のコンピレーションに参加して以来、挨拶をする機会がなかったため、今しかないと思い挨拶をさせて頂いた。
 6、7時間立ちっぱなしで大きい音を浴び続け更に各アーティスト全力のライブをそれこそぶつけられるように見たため疲労困憊だった。明日は耳鳴りでまともに曲作れないかもな、と思った。集客の面では若干の寂しさを覚えたが、刺激的なイベントだったので今後も続けていって欲しいものである。


(アルベルト志村)
068. 動く展のお知らせ
2016年12月08日
気が付いたら前回の更新からまた間が空いてしまいました。すっかり冬ですね。

さて現在、群馬県前橋市にあるギャラリー・アートスープさんで開催されております企画展「動く展」にて、アインシュタインズの「催眠術」のアニメーションMVが上映されます。12月10日にはシネマまえばしさんにて上映会も行われるそうなので、是非この機会にご覧ください。いつも大変お世話になっている絵空摩耶さん——この企画展の主催者でもあります——制作のMVは、とても可愛いのです。

詳細は下記リンクをご参照ください。
よろしくお願いいたします。

https://ugokuten.com/


(アインシュタインズ)
067. and FRANNY - エアーコンディショナー (feat. tamao)
2016年10月20日
and FRANNY名義での3曲となります「エアーコンディショナー」をアップいたしました。



ボーカルはtamaoさん https://twitter.com/TamaoNinomiya にお願いいたしました。

歌詞は夏をイメージしておりますが、多分、これからの季節にも対応可、なのではないかと思ったり思わなかったりです。
寒い部屋の中で聴いて頂ければ幸いです。



(アルベルト志村)
066. and FRANNY - やさしいてんちそうぞう (feat. unmo)
2016年08月26日
and FRANNY名義での2曲目「やさしいてんちそうぞう」をSoundCloudにアップしました。


 
ボーカルはunmoさんにお願いいたしました。unmoさんは歌声もオリジナル曲もとても素敵なので、是非こちらもチェックしてみて下さい。 https://soundcloud.com/unmo


(アルベルト志村)
065. 楽曲提供のお知らせ
2016年08月12日
瀬都あくさんのユニット、アシモフが手品師の発音源「たねとしかけ」に収録されている「空洞戦争の夜」という曲の作編曲をいたしました。
是非チェックしてみて下さい。


(アルベルト志村)
064. ハッピーくるくる - 夏の日のラビリンス (einsteins remix)
2016年07月31日
ハッピーくるくるさんの「夏の日のラビリンス」をリミックスしました。
梅雨も明け気温も上がり季節もちょうど夏本番、といった感じですので、合わせて聴いて頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。




(アインシュタインズ)